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                                 九州地区スペイン研究友の会

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報告要旨 牛島万(2023年8月18日)

九州スペイン研究会 2023年後夏季研究大会要旨(2023年8月18日 久留米大学福岡サテライト)

プエルトリコ音楽レゲトンにみられるアフロ性の探究をめぐる問題

                           牛島 万

 

レゲトンは、ジャマイカのダンスホール、パナマのスパニッシュ・レゲエ、さらに米国のヒップ・ホップ、ラップの影響を受け、それにプエルトリコ独特の要因が絡んで1980年代後半から末にかけて生まれたと見られる。しかし、その起源は必ずしも定かではない。その理由は当初は反政府的なアンダーグランド文化であったからである。Nando BoomやEl GeneralのMuéveloの曲を聴いてもそれがレゲトンの原典とは受け取れないであろう。むしろレゲエかジャマイカのダンスホールに近いものを感じる。しかも歌手も奏者も黒人系である。必然とブラックネス(アフロ性、黒人性)の要素を視覚的に感じる。他方、別の見解としてほぼ同じころ、レゲトンのスパニッシュ・ラップをプエルトリコではじめたとされるVico CあるいはBig Boyがレゲトンを開花させたという考え方がある。彼らはレゲトンの父や生みの親という評価を受けている。しかしいわゆる一般に認識されているレゲトンとは違う要素を含んでいる。例えば、Vico Cはまさに米国の黒人ラップのスペイン語版であり、Big BoyのMaríaを聞けばレゲトンらしい萌芽的な要素は含まれているが、別の曲ではスローで音色や歌詞からロマンティカのジャンルに入ると思われる。

ではレゲトンの真の意味での起源はどこにあるのか。通常、レゲトンが国際的に爆発的な人気になったのはDaddy YankeeのLa Gasolinaであったと言われている。これがリリースされたのが2004年のことであるので、すでにかれこれ20年が経過している。Vico CあるいはBig Boy、またDaddy Yankeeがレゲトンの創始者とする見解のなかですべてに共通しているのは歌手が白人であることである。
さて、今回の発表の趣旨は、レゲトン音楽のなかにどれだけのブラックネスの要素が含まれているのかという点を検討することにあった。ここで考えられるブラックネスとは次の点である。音楽とその周辺にある文化性や歴史性までを分析の範疇にすると、①音楽的要素(リズムパターン、歌唱方法、楽器、歌詞内容、ダンスなど)、②レゲトンの発祥地であるとされるプエルトリコの歴史、文化性(カリブ海史における黒人およびアフロ系文化の存在、人の移動の歴史、カリブ海域内の人の移動や交流、米国黒人および黒人文化との接点など)が考えられる。以上の観点を取り上げただけでもブラックネスの音楽性や歴史文化性は明白である。かりにこれらのブラックネス的要素が容易に認められたとしても、ブラックネスの政治化にまで言及できるとは限らない。レゲトンが誕生したとされる1990年代のプエルトリコではcaserío(低所得者用公共団地)に代表される若年層の貧困と犯罪、mano duraに象徴される反社会的な若者に対する政府の強権政策(反ポルノ政策もこれに含まれる)が問題になっていた。レゲトンの大きな特徴の一つであるperreo(男女が互いの身体を接触させる舞踊形式)は、性的表現として受け取られることが多い。そのため、当初レゲトンはアンダーグランド化されていた。この意味でブラックネスは政治的な意味を含蓄しており、このアウトロー文化はまさに反政府的抵抗の表象であったとされるのが従来の学説である。そうなると、レゲトンの政治性は同様にブラックネスの要素を有していると考えられる。

加えて、レゲトンは時代の流れとともに変化が見られ、La Gasolinaは「古いレゲトン」として位置づけられている。では、新しいレゲトンとは何か。一つはレゲトンのポップス化である。つまり、レゲトンの大衆化である。これによって、レゲトンのブラックネスは弱まったと学説的に言われている。レゲトン歌手や奏者を見てみても、白人が主流で、その消費者もしかりである。ここに、今日レゲトンのブラックネスを認知することが難しい要因が見てとれる。
しかし感性や感覚という側面から見た場合、レゲトンの大衆化(ポップス化)に伴い、音楽が純粋に娯楽文化という感性や感覚でとらえる、とりわけ発信者(レゲトン歌手や演奏家)ではなく、受け手(消費者)に立って考えた場合、従来の学説と明らかに現状の乖離が見られることになる。そこで、文化人類学的な研究手法である聞き取り調査やアンケート調査に基づく消費側の感性や感覚に関する分析が必須であると考える所以である。すでに8月下旬、当大会の発表後すぐにプエルトリコへ渡航し、プエルトリコ大学の学生を中心にアンケート調査を実施した。その結果分析はまだ途中で、現時点で公表できる段階に来ていないが、筆者の仮説は概ね的を射ていることがわかった。少しだけここで言及しておくと、学説にあるブラックネスの音楽的要素を認識しつつも、プエルトリコ人として、また白人として、あるいはより自己の身体とそれが置かれている生活環境に密接である、希望や勇気、フラストレーションの解消などにベクトルがより向けられていることが調査結果から読み取れる。ちょうど今年5月末に京都外国語大学の私の学生200人を対象にプエルトリコ調査の予備調査を行った。そのときに筆者を落胆させたのは、純粋にレゲトンの歴史とその代表的な音楽を何曲か選曲して聞かせ、従来の学説であるブラックネスの話は一切せずに、歌詞内容を説明するにとどめた。それは学生たちに先入観を調査前から与えたくなかったからである。その結果、ブラックネスに関する回答をしたものはほぼ皆無であった。ちなみに偶然にもこれらの学生の中には明らかにその身体的特徴からして黒人系(あるいは日本人とのハーフ)と見られる学生が2,3人含まれていたことを追記しておきたい。他方、別の学生は、レゲトンのことはよくわからないが、自分は米国の黒人のあるラッパーが好きでその人が身にまとっているファッションを好んで身に着けていると私に語った。確かに彼が身にまとっているのは典型的なラッパーのスタイルであった。しかし、続けてその学生が私に教えてくれたことが驚きであった。自分は憧れのその人のファッションに関心があるだけで、彼のラッパーとしての音楽世界にはまったく興味がないと言い放ったことであった。

以上の経緯があって今回急遽、九州スペイン研究会が発表者を募集していたのが目にとまり、迷うことなく応募した。ぜひ筆者は以上の点をプエルトリコ調査直前のこの段階で、問題提起し、出席者の率直な反応を知りたかったのである。畠中昌教氏(久留米大学)とは事前の打ち合わせで旧友の椎名浩氏(熊本学園大学)とともにリモート上でお会いしていたものの、当日が初対面であったが、幸いにして、氏のご専門領域の人文地理学の立場から文化地理学を含めた離接する学問諸分野による総合的検討の必要性についてご教示をいただけたことは、不勉強な筆者には、目から鱗が落ちた気持ちになったほどである。改めて氏に感謝申し上げる次第である。

謝辞:本文で筆者が言及しているプエルトリコへの研究調査は、JSPS科研費JP21K18363の助成を受けたものである。

 

参考文献
牛島万「プエルトリコにおける文化的ヒスパニック性とブラックネスーペドレイラの『島嶼主義』からパレス・マトスのアンティル主義へ」『京都外国語大学ラテンアメリカ研究所の現在』(電子出版)https://www.kufs.ac.jp/ielak/publications.html
牛島万(コラム)「人種を乗り越えることはできるのか」住田育法・牛島万編『南北アメリカ研究の課題と展望―米国の普遍的価値観とマイノリティをめぐる論点』明石書店、
2023年。
金澤智『ヒップホップ・クロニエル』水声社、2020年。
栗田知宏『ブリティシュ・エイジアン音楽の社会学 交渉するエスニシティと文化実践』青土社、2021年。
I・ウォマック『アフロフューチャリズム』ファイムアート社、2022年。
S・ケルシュ(佐藤正之編訳)『音楽と脳科学―音楽の脳内過程の理解をめざして』北大路書房、2016年。
Godreau, Isar P., Scripts of Blackness, Race, Cultural Nationalism, and U.S. Colonialism in Puerto Rico, University of Illinois Press, 2015.
Giovannett, Jorge, “Música caribeña y narrativa histórica en Jamaica y Puerto Rico: reggae, rap, y reguetón,” en TEMAS, no. 52: 34-44, octubre-diciembre de 2007.
Negrón Torres, Bryan, “¿De dónde y cuándo aparece el reggaetón?: Un análisis al surgimiento del reggaetón en Puerto Rico a través del concepto de relación espacio—temporal de Mikhail Bakhtin,” Universidad de Puerto Rico, Recinto de Río Piedras, Facultad de Ciencia Sociales, Programa de Maestría en Sociología, 2018.
Rivera-Rideau, Petra R., Remixing Reggaetón, The Cultural Politics of Race in Puerto Rico, Duke University Press, 2015.
Rivera, Raquel Z., New York Ricans From the Hip Hop Zone, Macmillan, 2003.

 

 

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報告要旨 花方寿行(2023年8月17日)

九州スペイン研究会 2023年後夏季研究大会要旨(2023年8月17日 久留米大学福岡サテライト)
フンボルトを通して環境を読む―19 世紀イスパノアメリカ知識人の場合―

        花方寿行

 

 プロイセン貴族の家に生まれた博物学者、地理学者アレクサンダー・フォン・フンボルト(Friedrich Heinrich Alexander von Humbolt, 1769-1859)は、パリで知り合ったフランス人博物学者エメ・ボンプランと共にイスパノアメリカ探検を計画。1799年カナリアス諸島探検を経て現ベネズエラに赴き、カラカスを拠点に周辺やオリノコ河流域を探検する。続いて再びキューバを経て現コロンビア、現エクアドル、ペルーを探検、メキシコに戻り、1804年にヨーロッパに帰還した。この探検に基づいて刊行された『新大陸赤道地方への旅 Le Voyage aux Régions équinoxiales du Nouveau Continent』(ボンプランとの共著、1807)は同時代的に広く読まれ、自然地理学の基礎を築いたとされる。

 この長期にわたる探検旅行とその前後において、フンボルトはシモン・ボリーバルやカルロス・デ・モントゥファルといった、後にスペインからの独立戦争で重要な働きをする人物と親交を持つ。アンドレス・ベリョ (Andrés Bello, 1781-1865)のように直接この時知り合った人物もいるが、19世紀初頭のイスパノアメリカ文学との関係で重要なのは、何よりも著作に表れたその自然の捉え方と表現である。
 フンボルトはまず地質学的に「地形」に注目し、そこに気象条件などの要因が加わりどのような植生が生ずるか、さらにどのような動物類がそこに生息するかで全く異なる「自然環境」となるかを調査した。そしてそうした「自然の様相」を文章と挿画の両方を用い絵画的に描写、一幅の「絵」に地形・植生・生物相を凝縮してタブローとして提示した。こうしたフンボルトの自然表現は、視覚による(無時間的な)真実の表現としては18世紀の古典主義視覚観に属する一方、光線の変化や動植物の動きが(時間的に)表現される点で19世紀のロマン主義視覚観に移行しつつあるものだった。

 フンボルトのこのような描写は、イスパノアメリカ独特の自然環境を新生独立諸国のナショナル・アイデンティティのシンボルとして称揚しようとする作家たちによって、早速利用された。ベネズエラ出身で後半生をチリで過ごすアンドレス・ベリョは、先に述べたようにフンボルトと直接面識もあったが、ロンドンへの亡命中雑誌El Censor AmericanoやEl Repertorio Americanoに『新大陸赤道地方への旅』の紹介や部分抄訳を発表している。また代表作である長編詩「熱帯地方の農業に捧ぐ A la agricultura de la zona tórrida」(1826)では、出身地であるベネズエラのカリブ海沿岸部を念頭に、現地の植物(農産物)を学術的な注をつけながら絵画的に紹介。ロマン主義的な動きの表現は自然描写では強くないが、フンボルトの行った自然の絵画的表現に最も忠実なものとなっている。

 キューバ出身でイスパノアメリカ・ロマン主義の先駆者とみなされるホセ・マリーア・エレディア(José María Heredia, 1803-1839)の、メキシコを舞台とした代表作「チョルーラ神殿にて En el teocalí de Cholula」(1820)冒頭には、フンボルトの『山脈の景観』におけるチョルーラ神殿訪問の記述の他、「草原と沙漠について」や「植物観相学試論」での自然描写の影響が見られる。また日没に伴う光の変化の描写には、フンボルトのロマン主義絵画的な側面が影響している。

 アルゼンチン出身でイスパノアメリカ最初のロマン主義者とされるエステバン・エチェベリーア (Esteban Echeverría, 1805-1851)の代表長編詩『虜囚 La cautiva』(1837)冒頭のパンパ描写には、フンボルト「草原と沙漠について」の影響が指摘されている。ただしここには「チョルーラ神殿にて」の影響が明確にあるので、直接フンボルトに由来するかは不明である。それに対して同じアルゼンチン出身のドミンゴ・F・サルミエント(Domingo Faustino Sarmiento, 1811-1888)は代表作『ファクンド Facundo』(1845)において、「草原と沙漠について」における同じ堆積平地上の植生の違いによって沙漠・草原・森林という異なる環境が生じるという説明を利用して、アルゼンチン全土をパンパに、アルゼンチン人の気質をガウチョのものに還元する独自の国民性論を展開し。フンボルトも示唆する環境決定論に基づきアルゼンチンの国民性を規定し、ガウチョを国民のシンボルとする後のアルゼンチン国民論に大きな影響を与えることになる。

 19世紀前半イスパノアメリカにおいてフンボルトは中南米の自然環境のみならず歴史・社会研究においても権威とされており、特にスペインからの独立正当化にその文章が広く援用された。ただし環境決定論的に直接社会論と結びつけたのはサルミエントくらいで、文学作品においては自然環境を絵画的に表現するロマン主義的な描写が作家たちに強い影響を与えたと言える。

 

参考文献
Cuesta Domingo, Mariano. & Rebok, Sandra. (coordinadores) Alexander von Humboldt: Estancia en España y viaje americano. Madrid: Real Sociedad Geográfica, Consejo Superior de Investigaciones Científicas, 2008.
花方寿行『我らが大地――19世紀イスパノアメリカ文学におけるナショナル・アイデン ティティのシンボルとしての自然描写』晃洋書房, 2018.
フンボルト、アレクサンダー・フォン『フンボルト 自然の諸相――熱帯自然の絵画的記 述』木村直司編訳, ちくま学芸文庫, 2012.
Pratt, Mary Louis. Imperial Eyes: Travel Writing and Transculturation. London, New York: Routledge, 1992.
Zea, Leopoldo & Magallón, Mario. (compiladores) El mundo que encontró Humboldt. México D. F.: Instituto Panamericano de Geografía e Historia, Fondo de Cultura Económica, 1999.
   

 

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2023年度夏季研究大会のお知らせ(詳報)

先に速報をお伝えした、2023年夏季研究大会について、下記の通りスケジュールが固まりましたのでお知らせします。久しぶりの企画セッションや、初の試みとしてフリートークも計画しています。
多くの方のご参加をお待ちしております。ご多用とは思いますが、是非ご予定にお加えください。

開催日:2023年8月17・18日(木・金)
会場:久留米大学福岡サテライト
所在地:〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神1丁目4−2 東館エルガーラ 6F
電話:092-737-3111
参加費(資料設備代) 500円(1日あたり)
その他交通費・宿泊費等各自負担

スケジュール
1日目(8月17日)
09:30~10:00 受付
10:00 開会あいさつ・オリエンテーション
企画セッション:イベリア半島・ラテンアメリカの自然・環境
10:10~11:10 報告① 椎名浩(熊本学園大学) 「江戸時代のスペイン・ポルトガル・アメリカ植民地の地理情報にみる「自然」」
11:10~12:10 報告② 畠中昌教(久留米大学) 「スペインの自然保護地域の変容(仮)」
12:10~13:00 昼食・休憩(各自)
13:00~14:00 報告③  Crespo Guerrero, José Manuel(メキシコ自治大学UNAM/Universidad de Malaga) 「メキシコの沿岸漁業と自然保護地域 Areas Protegidasの関係」
14:00~15:00 報告④ 花方寿行(静岡大学) 「フンボルトを通して環境を読む―19世紀イスパノアメリカ知識人の場合―」
15:00~16:00 報告⑤  永田智成(南山大学) 「フランコ政権期の土木事業と自然観(仮)」

(必要な場合はチェックイン・休憩)

18:00~20:00 懇親会
会場:ビストロ バビロン(フランスバスク料理)
所在地: 〒810-0042 福岡県福岡市中央区赤坂2丁目2-1 電話: 092-406-2553
予算:6,500 円(おまかせコース+ワイン等 1 杯込み、税込の金額) 2杯以上飲まれる方は、別途追加料金が発生します。
申し込み:8月7日(月)までに、下記申し込みフォームに入力願います。参加申し込みフォーム(懇親会):
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe7KXT-UMw2KuBYNu7CPFHfNXflGA9ZAzASLyRvCdV9NETeg/viewform

2日目(8月18日)
09:30~10:00 受付
10:00~11:10 自由論題報告
牛島 万(京都外国語大学)「プエルトリコ音楽レゲトンにみられるアフロ性の探究をめぐる問題(仮)」
(休憩)
11:20~12:00 フリートーク
12:00~12:15 
12:15 閉会あいさつ
(解散)

参加ご希望の方は、8月15(火)日までに下記フォーム(URLまたはORコード)に必要事項をご記入ください。
参加申し込みフォーム:
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe7KXT-U-Mw2KuBYNu7CPFHfNXflGA9ZAzASLyRvCdV9NETeg/viewform

ダウンロード - e38395e383a9e382a4e383a4e383bce69687e6a188.pdf

 

 

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2023年度大会追記(懇親会、自由論題報告)

先にお知らせした2023年度夏季研究大会につきまして、自由論題報告と懇親会の募集準備が整いましたのでお知らせします。
応募締め切りは自由論題報告が7月25日、懇親会は8月7日となっております。詳細は添付ファイルをご覧ください。

懇親会場: ビストロ「バビロン」

ダウンロード - 2023e5a48fe5ada3e5a4a7e4bc9ae887aae794b1e8ab96e9a18ce5bf9ce58b9fe9809ae79fa5.pdf

ダウンロード - 2023e68787e8a6aae4bc9ae9809ae79fa5.pdf

 

 

 

自由論題応募フォーム:
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdFsDGikJA2fZkt6XlsgT61A1wcQ9nAam-B_rQfkY0dILj09Q/viewform

 

懇親会 参加申し込みフォーム:
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe7KXT-U-Mw2KuBYNu7CPFHfNXflGA9ZAzASLyRvCdV9NETeg/viewform

 

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2023年度夏季研究大会のお知らせ(速報)

今年度の夏季研究会を、福岡県福岡市を会場に、下記の要領で準備しております。
2022年の⻑崎県⼤村市につづき、基本的にオフライン開催となります。
多くの⽅のご参加をお待ちしております。ご多⽤とは思いますが、是⾮ご予定にお加えください。 参加申し込みは下記フォームへお願いします。

開催⽇ 2023年8⽉17‧18⽇(⽊‧⾦)
会場 久留⽶⼤学福岡サテライト 所在地: 〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神1丁⽬4−2
東館エルガーラ 6F 電話: 092-737-3111

参加費(資料設備代) 500円(1⽇あたり) その他交通費‧宿泊費等各⾃負担

1 スケジュール
1⽇⽬(8⽉17⽇
09:30〜10:00 受付
10:00 開会あいさつ‧オリエンテーション

企画セッション:イベリア半島‧ラテンアメリカの⾃然‧環境
10:10〜11:10 報告① 椎名浩(熊本学園⼤学)
「江⼾時代のスペイン‧ポルトガル‧アメリカ植⺠ 地の地理情報にみる「⾃然」」
11:10〜12:10 報告② 畠中昌教(久留⽶⼤学)
「スペインの⾃然保護地域の変容(仮)」
12:10〜13:00 昼⾷‧休憩(各⾃)
13:00〜14:00 報告③ Crespo Guerrero,José Manuel(メキシコ⾃治⼤学UNAM/Universidad de Malaga)
「メキシコの沿岸漁業と⾃然保護地域 AreasProtegidasの関係」
14:00〜15:00 報告④ 花⽅寿⾏(静岡⼤学)
「フンボルトを通して環境を読む―19世紀イスパノアメリカ知識⼈の場合―」
15:00〜16:00 報告⑤ 永⽥智成(南⼭⼤学)
「フランコ政権期の⼟⽊事業と⾃然観(仮)」


(必要な場合はチェックイン‧休憩)
18:00〜20:00 懇親会(企画中
 福岡市内の会場周辺エリア、4,000〜5,000円程度(予定)

2⽇⽬(8⽉18⽇)
09:10〜09:30 受付

⾃由論題:
09:30〜10:30 報告①
10:30〜11:30 報告②
11:30〜12:30 報告③

12:50 閉会あいさつ
13:00〜茶話会、あるいは近辺でのエクスカーション(企画中、希望者)

参加申し込みフォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe7KXT-UMw2KuBYNu7CPFHfNXflGA9ZAzASLyRvCdV9NETeg/viewform

2 注意事項
 *福岡市は福岡空港‧新幹線JR博多駅の所在地です。九州外からご参加の⽅々も交通⾄便ですので、是⾮ご検討ください。
 *宿泊先は、基本的に各⾃でお⼿配いただく形になります。
 *新型コロナウイルスの流⾏状況次第で開催形態の変更がある場合があります。変更があった場合は早急にご連絡申し上げます。
 *会場はゴミ持ち帰りとなっております。ご協⼒お願いします。
 *本研究会には海外から参加希望の⽅もおられます。運営要員が⼗分に確保できた場合はハイブリッド開催が可能かもしれません。ハイブリッド開催になった場合のURLは8⽉に⼊ってからお知らせしま す。

申し込み‧問い合わせ先: esp.kyu@gmail.com

 

 

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報告要旨 富田広樹(2022年8月20日)

2022年度夏季研究大会報告要旨(2022年8月20日 大村市コミュニティセンター)
文学的トポスとしてのヨハン・モリッツ・ルゲンダス
富田 広樹 

 1802年3月29日、ヨハン・モリッツ・ルゲンダスは帝国自由都市アウクスブルクに誕生した。元をたどれば16世紀なかばに中央ヨーロッパにやって来たカタルーニャからの移民である一族からは、画家、版画家が輩出した。
 今日、ヨハン・モリッツ・ルゲンダスの名は彼が残した膨大な新大陸にかんする絵画作品によって記憶されている。ブラジル、メキシコ、チリ、ペルー、ボリビア、アルゼンチン、ウルグアイに滞在し制作した700を超える油彩、300を越える水彩、5000を越える素描は、同時代のアメリカ大陸の自然誌、生活文化を知る上で貴重な資料となっている。現代にいたるまで、ヨーロッパからアメリカ大陸を「どう見るか」という視線の礎を築いたのはルゲンダスにほかならない。
 ルゲンダスについての詳細な伝記をものしたエフレン・オルティス・ドミンゲスは、つぎのように述べている。

  二世紀が過ぎてなお、ルゲンダスはわたしたちに景色の見方を教えた巨匠であり続け、世界にわたしたちのイメージを供する名高い画家
 であり続け、歴史においては、わたしたちの祖先の日常生活を記録した年代記作家であり続けている。
 (Ortiz Domínguez, https://a.co/5VU2tM4

 わたしたちのアメリカ大陸受容において、ルゲンダスの絵画作品が果たした役割は小さくない。
 そのルゲンダスをめぐって、2000年以降、彼を主人公にした小説が相次いであらわれている。アルゼンチンのCésar Aira (Argentina, 1949-)によるUn episodio en la vida del pintor viajero (2000)、チリのCarlos Franz (Chile, 1959-)によるSi te vieras con mis ojos (2015にバルガス・ジョサ賞を受賞)、そしておなじくチリ出身のPatricia Cerda (Chile, 1961-)によるRugendas (2016)である。
 異邦の画家が、なぜこれほどまでにラテンアメリカの作家を引きつけることとなったのか。アメリカ大陸の受容においてルゲンダスのヴィジュアル・イメージが同時代と後代に与えた影響が大きいことはすでに述べたとおりだが、複数の作家が競うようにして彼を文学作品に取り上げたことには、またべつの要因が求められよう。
 ルゲンダスについては、20世紀なかばより研究があらわれているが、1990年代に実証的な研究と複数の展覧会が開催されたことによって再評価が進んだ。国・地域で受容と評価に差異が見られ、ブラジルでは絵画作品へのアプローチが多いのにたいして、それ以外の地域では人間ルゲンダスにフォーカスをあてていることは興味深い。

 ルゲンダスはアメリカ大陸に二度渡っている。一度目は1822年から24年にかけて、ナッサウ・ウジンゲン候国出身のロシア外交官ラングスドルフのブラジルへの調査遠征に参加したが、後に離脱する。この時に描いた素描と水彩画がヨーロッパに帰ってからルゲンダスの名を高からしめた。博物学的な関心とエキゾティシズムが旧大陸の上流階級人士の注目を集めた。これがきっかけとなってフンボルトの知遇を得た。また、イタリアに渡って油彩の技術を習得した。
 写真のない時代に、ルゲンダスの描く細密な自然風景は「科学的な」絵として重用された。大博物学者に鼓舞されてルゲンダスは1831年、ふたたびアメリカ大陸に渡る。その足取りは以下の通り。

1831-34 メキシコ:政争に巻き込まれ収監、死刑寸前になる。後、国外追放
1835-42 チリ:カルメン・アリアガダと出逢う
1842-45 ペルー
以後、アルゼンチン、ウルグアイを経てブラジル再訪

 この二度目の新大陸行きでルゲンダスの画風は変化を見せる。アナクロニズムをおそれずにいうならば、「写真のような」絵を描くことで博物学に仕える画家であった彼は、しだいに雄大な自然を前にして自身を捉えた印象を描く画家へと変容していく。ルゲンダスが「ロマン主義」の画家になっていったということもできよう。二度目のアメリカ滞在を経て、その作風は17、18世紀に流行を見たピクチャレスク絵画や彼が敬愛したターナーのそれに近づいていく。油彩を学んだことも大きいが、芸術家としての成長がもたらした変化といえよう。

 これと平行して、ルゲンダスを文学的トポスにする変化があらわれる。それは、8年にもおよんだチリ滞在においてルゲンダスが出逢い、以後16年にわたって手紙をやりとりすることになった女性、カルメン・アリアガダによるところが大きい。
 農園主であり、軍人・政治家の父のもとに生まれたカルメンは1825年、ドイツ人の軍人エドゥアルド・グティケと結婚した。1835年、農園を訪ねたルゲンダスと出逢い、以後文通を続けた。
 交わされた書簡のうち、カルメンの書いたものが20世紀なかば、第二次世界大戦の終わったドイツ・アウクスブルクで発見される。文学におけるロマン主義はジャン・ジャック・ルソー『新エロイーズ』(1761年)、ヨハン・ヴォルフガング・ゲーテ『若きウェルテルの悩み』(1774年)などに代表される書簡体小説をひとつの主戦場として花開いた。そして、カルメン・アリアガダは、ルゲンダスと交わした愛の手紙によってチリ最初の女性作家と見なされている(A companion to Latin American Literature and Cultureにも収載)。
 ルゲンダスからカルメンに宛てられた手紙は散逸しており、これら書簡の受け取り手としてのルゲンダスは空白となる。ここに、多年にわたる文通によって愛を交わしたロマン主義的なルゲンダス像れぞれの作品で描いたルゲンダスは、このイメージに基づいている。いっぽう、アルゼンチンのアイラは旅の途中で雷撃に見舞われ、瀕死の重傷を負ってもなお絵を描くことに強い執念を見せた画家としてのルゲンダスを取り上げている。
 このようにして、画業そのものではなく、人間ルゲンダスをロマン主義的な「登場人物」へと変化させる運動が起こったのである。

 ヨーロッパとアメリカ大陸の出逢い、その不幸な出逢いがもたらしたものについては同時代人としてのラス・カサスが『インディアスの破壊についての簡潔な報告』に記録し、また現代においてはスティーブン・グリーンブラットやツヴェタン・トドロフといった論者が詳細な考察を加えている。ヨーロッパは驚嘆し、また法慣習に則った名付け行為を通じて他者の文化を占有し、また破壊してきた。博物学は、その片棒を担いできたといっても過言ではあるまい。
 しかし、博物学に仕える精緻な自然画を描くことからロマン主義的な表現者へと変化していったルゲンダスは、ヨーロッパとアメリカ、あるいは博物学に見られる理性と恋愛の情熱というふたつの世界の緊張関係を横断することとなった。それこそが、文学的トポスとしての彼が持つ引力の中心であろう。

参考文献
Aira, César. Un episodio en la vida del pintor viajero. Rosario : Beatriz Viterbo, 2000.
Castro-Klaren, Sara (Ed.). A companion to Latin American Literature and Culture. Oxford: Wiley-Blackwell, 2013.
Cerda, Patricia. Rugendas. Barcelona: Edicones B, 2016.
Franz, Carlos. Si te vieras con mis ojos. Madrid: Alfaguara, 2015.
Ortiz Domínguez, Efren. Johann Moritz Rugendas: memorias de un artista apasionado. Bógota: Luna Libros, 2013.
グリーンブラット、スティーブン『驚異と占有』荒木正純訳、みすず書房、1994.
トドロフ、ツヴェタン『他者の記号学』及川ほか訳、法政大学出版会、2014.
ラス・カサス『インディアスの破壊についての簡潔な報告』染田秀藤訳、岩波文庫、2013.

 

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報告要旨 押尾高志(2022年8月20日)

2022年度夏季研究大会要旨(2022年8月20日 大村市コミュニティセンター)
ムスリムから見た近世スペイン :アラウィー朝外交使節の記録から

押尾高志

 17世紀のモロッコでは、王位継承争いの勃発と内戦で衰退したサアド朝(1510〜1659年)にかわってアラウィー朝(1631年〜)が同地域の支配王朝として台頭する。アラウィー朝の支配はモロッコ全土に及んだとはいえ、地中海・大西洋沿岸部に位置する主要な港湾都市は、依然としてスペイン・ポルトガル両国の支配下にあった。1672年に即位したスルタン、ムーレイ・イスマーイールMawlāy Ismāʿīl ibn Sharīfは、国内行政の整備および、黒人奴隷軍の組織など軍事力の強化を行い、オスマン帝国領アルジェリアへの介入や、スペイン・ポルトガル両国の支配にあった地中海・大西洋沿岸部の港市に対する再征服を行った。大西洋沿岸に位置するアラーイシュ(ララーチェ)もその一つで、同都市はムーレイ・イスマーイールによって1689年に奪回された。アラーイシュ奪回の際に生じたスペイン側捕虜の扱いと解放について、スペイン・モロッコの両国は外交交渉を持つことになり、1690年にはアラウィー朝からハプスブルク朝スペインへ外交使節が派遣された。


 本報告は、上記の外交使節をつとめたガッサーニーMuḥammad ibn ‘Abd al-Wahhāb al-Wazīr al-Ghassānī al-Andalusī al-Fāsī (d. 1707)によって書かれたスペイン滞在報告書『捕虜解放のための大臣の旅Riḥlat al-Wazīr fī Iftikāk al-Asīr(以下、捕虜解放の旅)』を中心に、アンダルス(イスラーム支配下のイベリア半島)に出自を持つマグリブのムスリムが、どのように17世紀末期のカトリック・スペイン社会を観察し、その現実を通してアンダルスの過去をいかに想起したのかの一端を明らかにすることを目的とした。


 ガッサーニーの使節は、アラウィー朝とハプスブルク朝スペインの間の重要な外交案件であった戦争捕虜の解放という問題を解決するために派遣された。彼の『捕虜解放の旅』は、ムスリムの視点から17世紀末のスペイン社会がどのように認識されたのかを探る重要な史料であり、また自らもアンダルス系ムスリムであるガッサーニーがアンダルスの過去をどのように記憶しているのかを垣間見ることができる史料でもある。
 『捕虜解放の旅』では、その題名とは裏腹に、捕虜解放交渉に関しては短く簡潔に交渉の最終段階(カルロス2世との謁見の場面)のみが記されている。一方で、上陸港であるカディスからマドリードまでの道中で一行が立ち寄ったスペインの村々の情景や社会制度、スペインの歴代君主たちとその事跡、宗教行事などガッサーニー自身が見聞きした事柄についての記述は豊富かつ詳細である。加えて、マドリードに集まったヨーロッパ各国の大使や、彼らからもたらされた情報をもとに、最新のヨーロッパ情勢を可能な限り正確に伝えようとする著者の姿勢も見て取ることができる。


 ガッサーニーにとって、この旅の公的な目的は、スルタンの臣下として捕虜解放交渉を行うことにあったが、その道中は自然と自らの父祖であるアンダルス・ムスリムが暮らした土地を訪ね歩くものとなった。それゆえに、アンダルスにおけるムスリムの歴史や、モリスコたち(16世紀前半にカトリック信仰に改宗した元ムスリム)の子孫についての描写には、現在マグリブに居住しているその子孫たちとの関係をうかがわせる形になっている。たとえば、実際は16世紀前半(1502年〜1526年)にスペイン全土でムスリムに対するカトリック信仰への強制改宗が行われているにもかかわらず、16世紀後半のアルプハーラス反乱失敗後に強制改宗が行われ、17世紀初頭の全体追放の際にはカトリック信仰に改宗した者はスペインに残留したと明らかに事実と異なる内容が述べられている。これはガッサーニー自身を含め、モロッコへ移住してきたアンダルス系ムスリムやモリスコたちが、キリスト教への改宗を経験していない真正なムスリムであることを示唆し、その名誉を守るための記述であると推測される。


 また、『捕虜解放の旅』は、ガッサーニーとその一行がマドリードからモロッコへ向けて出立したのち、帰路でトレドに立ち寄ったという記述で、17世紀末スペインに関する記述は終わる。その後は、8世紀初頭のイスラーム勢力によるアンダルス征服について、いわば過去の「イスラームの栄光の歴史」が語られる。同箇所は、ヨーロッパの研究者からは、既知の歴史的事実の羅列であるとして、従来ほとんど等閑視されてきた。このように、アンダルス征服の歴史についての記述を挿入するというスタイルは、ガッサーニー独自の文体ではなく、17世紀前半にモリスコの著述家がチュニスで記した著作でも確認される。マグリブに渡ったアンダルス系ムスリム、そしてモリスコたちにとって、失われた故地であるアンダルスの歴史を、自らの現在と照らし合わせて、どのように解釈するのかは、自らのイスラーム的正統性を補強するための共通のテーマであったのだろう。これらのアンダルス表象の比較検討は今後の課題としたい。

 

 

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2022年度夏季研究大会(2022年8月20・21日)のご報告

先日お知らせした、九州スペイン研究会の2022年度夏季研究大会(2022年8月20・21日、会場:大村市コミュニティセンター)は、おかげさまで両日で計12名の参加をいただき、無事終了しました。

2019年の大分での大会以来3年ぶりのオフライン開催、しかも1泊2日開催ということで、準備不足・不手際も多々あったことかと存じます。
加えてコロナ再流行の中、オフライン開催そのものも検討しつつの準備作業を経て当日を迎えた、というのが率直なところです。曲がりなりにも開催することができ、一同安堵するとともに、感謝しております。

とくに現地で会場との連絡・折衝にご尽力いただいた、元大村市教委職員・稲富裕和さん、ならびに21日の大村市歴史資料館の見学にあたり、事前・当日ご対応いただいた、同館学芸員・山下和秀さんのお二人には、この場を借りてあらためてお礼申し上げます。

なお、当日の報告要旨を随時掲載してまいりますので、あわせてごらんください。
●富田報告
押尾報告
●椎名報告
●徳山報告

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2022年度夏季研究大会(2022年8月20・21日、長崎県大村市)

南蛮・キリシタン史の重要な舞台であり、現在は長崎空港が立地する長崎県大村市を会場に、3年ぶりのオフライン開催となります。奮ってご参加ください。

日 時:2022年8月20日・21日(土・日)
主会場:大村市コミュニティセンター 第5会議室 

ダウンロード - 2022e5b9b4e5baa6e5a4a7e4bc9ae38381e383a9e382b7.pdf

 


資料代:500円/1日

スケジュール
1日目(8月20日
13:00 開場
13:10 開会あいさつ・オリエンテーション
13:15~14:25 報告① 富田 広樹「文学的トポスとしてのヨハン・モーリッツ・ルゲンダス」
14:25~15:35 報告② 押尾 高志「ムスリムから見た近世スペイン アラウィー朝外交使節の記録から」
15:35~16:45 報告③ 椎名 浩「松田毅一南蛮文庫洋書目録に見る『知の地層』」
*休憩・飲料水・トイレなどは各自、随時お取りください。

18:00~ 懇親会 会場:「てん新」 会費:5,500円(飲み放題付きコース)
*準備の都合上、参加ご希望の方は8月10日(水)までに下記参加フォームよりお申し込みください。

2日目(8月21日)
10:00~11:10 報告④ 徳山 光「雪のサンタマリアのほくろのその後 ロザリオ十五玄義図についてのいくつかの問題」
11:30~12:30   大村市歴史資料館・松田毅一南蛮文庫見学 
(解散)

 

参加申し込み:8月19日(金)までに参加フォーム(下記URLまたは右のQRコードより)に必要事項をご記入の上送信ください。2022qr
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScaEHO-zKU0YUDMGjspwysnpX2ostIZIGLw6XhEy4SJ-qnczQ/viewform

問い合わせ先:研究会事務局:esp.kyu@gmail.com

 

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2022年度夏季大会のお知らせ(速報)

2022年度の夏季大会を、下記の要領で、長崎県大村市を会場に準備を進めています。
2019年の大分での開催以来、3年ぶりのオフライン開催となります。
多くの方のご参加をお待ちしております。ご多用とは思いますが、是非ご予定にお加えください。

開催日 2022年8月20・21日(土・日)
会 場 大村市コミュニティセンター(中央公民館) 長崎県大村市幸町25−33
参加費(資料設備代) 500円 その他交通費・宿泊費等各自負担

スケジュール概要
8月20日(土)13:00~17:00 研究発表会(3名)
宿泊地への移動後、19:00頃より懇親会

8月21日(日)10:00~12:00 研究報告会(1名)
解散

★その他、2日間の日程中に大村市内関連施設・史跡等の見学を準備・調整中。
★研究発表会 報告予定者およびテーマ(順不同・敬称略) 徳山光(キリシタン美術) 富田広樹(スペイン語圏文学・思想) 押尾高志(近世モリスコ問題) 椎名浩(日西関係史)

*大村市は長崎空港の所在地です。九州外からご参加の方々も交通至便ですので、是非ご検討ください。
*宿泊先は基本的に各自お手配いただく形になります。宿泊施設の情報等ご希望の方は、下記メールアドレスまでご一報ください。
*新型コロナウイルスの流行状況次第で開催形態の変更がある場合があります。変更があった場合は早急にご連絡申し上げます。

申し込み・問い合わせ先: esp.kyu@gmail.com

 

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